『NHK大河ドラマ 天地人 完全版 第壱集 [DVD]』

価格: 32,308円
ジェネオン・ユニバーサル
片岡敬司;髙橋陽一郎;野田雄介;一木正恵
発売日:2009/11/26
色々批評多いなぁ…
確かに俺的に直江兼続を語るのに欠かせない前田慶次との友情が無いのは、残念でしたが
、基本的そんなに悪い大河ドラマじゃないですよ!
皆さんが言う様に欠けているエピソード云々全てやれと言うのなら余裕に二年クールで演
らないかぎり批評した人には納得いかないのですかねぇ?脚本、演出が悪いと言うのなら
言った貴方方がやれば?実際にタイムスリップでもして見て来たのですか?一年と言う短い
期間で偉人の生涯を纏める脚本を作ることが、どんだけ大変なのか知っていますかねぇ…
俺としては小説や漫画でしか知らない直江兼続の生涯を大まかではありますが知ることが
出来て良いドラマだったと思います!
場当たり的な展開に終始した朝ドラ大河。
「主人公が特別何かしたわけでもないのに妙に周りから持ち上げられる」
「全話通して一貫したものがなく、数話単位でしか話の伏線が張れない」
これらは朝の連続テレビ小説の出来の悪い作品でよく見られる特徴では
ないかと思います。正味12分ほどの朝ドラなら、もともとブツ切り感がある
せいか大目に見る人も多いと思いますが、固定ファンの多い大河の枠で
それをやられるのは困ります。1話ごと脚本家が歴史の勉強と並行しつつ
やっつけ仕事で何とか仕上げていった、みたいな印象がありました。また、
「他の人物のエピソードをそっくりそのまま主人公のものに置き換える」
「合戦シーンだけでなく心理描写の難しいシーンもナレーションで済ます」
これらは近年の出来の悪い大河ドラマでよく見られる傾向だと思います。
いろんなトンデモ設定をしているのに、なぜ史実に残る手柄だけ他人の
エピソードを拝借するのか。ドラマなんですから主人公に合った話を創作
しつつ進めていったって問題ないのに…。脚本家の怠慢としか思えません。
それ以外でも起承転結の起の部分で大いに煽っておいて、次のシーンで
いきなり結ということが多々ありました。予算カットの徹底で合戦シーンが
全く無い(関ヶ原は「葵徳川三代」の流用)のは仕方ありませんが、その分
その他の展開は丁寧に描くべきだったのではないでしょうか。
序盤から大不評だった女忍びの出番が中盤以降大幅に減るなど、多少の
テコ入れはあったように感じますが、ちょっとやそっとではどうにもならない
クオリティだったとしみじみ思います。バブリーな時代の大河を見て育った
世代としては(悪い意味で)涙の止まらない1年でした。迷いなく、☆1です。
妻夫木君は健闘した
多くの人が指摘しているとおり、脚本があまりに駄作なため途中で見るのをやめてしまい
ましたが、先日久しぶりに見て、妻夫木君は大名の重臣らしい貫禄が少しは感じられまし
た。あの脚本では、これ以上の良い演技はできなかったと思います。妻夫木君も小栗旬も
、今度はまともな脚本の大河にでてほしいです。
これは・・・・したり!
本籍が米沢で、‘上杉家’は自分の家の主筋にあたる関係で
実はかなり期待していた作品でした。
他の方も仰っていますが、これはひどい。
そもそも、ドラマなので考証云々はさほど気になりません。
史実に忠実といっても実際にこの目で見た人は居ないので。
しかしながら、歴史の大筋を枉げたりするのは、
何とも頂けないです。
兼続は家康公における、本多佐渡のようなものでしょう?
5大老に主君景勝が挙げられているならば、虚虚実実の
駆け引きこそ、兼続の真骨頂であるべきです。
主君に代わって手を汚す事も堂々と描くべきでした。
したたかな兼続像を期待していましたね。
むしろ、彼は内政畑の能吏で、それゆえに石田治部少とも
ウマがあったと思うのです。
関ヶ原当時は、兼続は長谷堂城退き口をやっています。
中々取り上げられる事のない戦ですが、
局地戦ならでは微妙な駆け引きがありました。
北の‘関ヶ原’だったんですが・・・・・。
ここも概ね省略・・・・。
加えて、彼は文化人でもありました。
利休や西笑承兌といった一流の人士とも深い関わりがありました。
高畠町の亀岡文殊堂に兼続作の連歌が残されています。
転封後の治政について詠ったものですが、力強さの中にも
何とも床しさもある・・・・当時の彼の心境も窺えるものでした。
風流と術数・・・・そのふたつながら兼ね備えた事が
天下人秀吉をして一目置かせる事にもなりました。
米沢転封後、現地では兼続はかなり悪評だったとの
伝承があります。あれだけの削封ならばやむを得ない処です。
しかし、治水や殖産事業を興し、やがてその志は
鷹山公の‘伝國の辞’に引き継がれるわけです。
題材そのものは大変面白いだけに残念でした。
現代日本の進むべき道を示唆する大変すぐれた作品です!
非常に批判が多いようですが、私は大変高く評価します。まず史実との不一致の点ですが
、そもそも歴史小説というものは、歴史上の人物の行動のある解釈をしたり、当該人物を
借りて実は現代の世相批判や現代の困難な問題に光を当てるものであります。この大河ド
ラマには、細部のストーリー展開にこだわるよりは、生き抜くに大変難しい戦国時代から
近世へ時代が転換しようとしている中で、上杉家と景勝や兼続が自分の義を貫こうとしな
がらもどのような舵取りをしていくかに表現の焦点を絞っています。実はそれは現代日本
の私たちの進むべき道に光を当てるものではないでしょうか。戦後日本も経済大国へ向か
う過程で、五大老ならぬ国連五大常任理事国に加わる寸前まで行きました。しかし秀吉な
らぬ米国追随政策が挫折を始め、日本は世界に冠たる強国の一つになること(軍事大国で
あれ、経済大国であれ)を断念し、むしろ格差拡大社会において、いかにひとりの国民を
守っていくかに、まさに「伊達政宗に言わせているように」小さいながらもそこに一つの
「天下形成」の使命達成がある。それはまさに直江兼続たちが、上杉転落という事態を経
て、米沢という小藩を守り、そこに住む民を守り、民や他の家臣とともに生き抜くことに
、己の全身全霊を賭けた課題とすることが暗示されています。これはさらに、ケネディ・
クリントンら民主党系大統領らが日本人で最も尊敬すると称する「上杉鷹山」の治世を頂
点とすることへつながっていくことが示唆されています。今回の大河ドラマは、通常のも
ののように大衆受けしないかもしれません。しかし背後にかなり鋭い知的歴史考察を感じ
させます。それでいて、その視線は意外にとても温かいものです。作品の評価は決して有
名俳優の話題性に左右されるべきものではありません。この作品の良さは(いくつかの欠
点はあっても)後世において必ず評価されていくと確信いたします。
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関連商品:NHK大河ドラマ 天地人 完全版 第弐集 [DVD]/天地人 完結編 (4) (NHK大河ドラマ・ストーリー)/NHK大河ドラマ・ストーリー 天地人 後編/鈍獣 プレミアム・エディション [DVD]/NHK大河ドラマ「天地人」オリジナル・サウンドトラック完結編

価格: 32,308円
ジェネオン・ユニバーサル
片岡敬司;髙橋陽一郎;野田雄介;一木正恵
発売日:2009/11/26
色々批評多いなぁ…
確かに俺的に直江兼続を語るのに欠かせない前田慶次との友情が無いのは、残念でしたが
、基本的そんなに悪い大河ドラマじゃないですよ!
皆さんが言う様に欠けているエピソード云々全てやれと言うのなら余裕に二年クールで演
らないかぎり批評した人には納得いかないのですかねぇ?脚本、演出が悪いと言うのなら
言った貴方方がやれば?実際にタイムスリップでもして見て来たのですか?一年と言う短い
期間で偉人の生涯を纏める脚本を作ることが、どんだけ大変なのか知っていますかねぇ…
俺としては小説や漫画でしか知らない直江兼続の生涯を大まかではありますが知ることが
出来て良いドラマだったと思います!
場当たり的な展開に終始した朝ドラ大河。
「主人公が特別何かしたわけでもないのに妙に周りから持ち上げられる」
「全話通して一貫したものがなく、数話単位でしか話の伏線が張れない」
これらは朝の連続テレビ小説の出来の悪い作品でよく見られる特徴では
ないかと思います。正味12分ほどの朝ドラなら、もともとブツ切り感がある
せいか大目に見る人も多いと思いますが、固定ファンの多い大河の枠で
それをやられるのは困ります。1話ごと脚本家が歴史の勉強と並行しつつ
やっつけ仕事で何とか仕上げていった、みたいな印象がありました。また、
「他の人物のエピソードをそっくりそのまま主人公のものに置き換える」
「合戦シーンだけでなく心理描写の難しいシーンもナレーションで済ます」
これらは近年の出来の悪い大河ドラマでよく見られる傾向だと思います。
いろんなトンデモ設定をしているのに、なぜ史実に残る手柄だけ他人の
エピソードを拝借するのか。ドラマなんですから主人公に合った話を創作
しつつ進めていったって問題ないのに…。脚本家の怠慢としか思えません。
それ以外でも起承転結の起の部分で大いに煽っておいて、次のシーンで
いきなり結ということが多々ありました。予算カットの徹底で合戦シーンが
全く無い(関ヶ原は「葵徳川三代」の流用)のは仕方ありませんが、その分
その他の展開は丁寧に描くべきだったのではないでしょうか。
序盤から大不評だった女忍びの出番が中盤以降大幅に減るなど、多少の
テコ入れはあったように感じますが、ちょっとやそっとではどうにもならない
クオリティだったとしみじみ思います。バブリーな時代の大河を見て育った
世代としては(悪い意味で)涙の止まらない1年でした。迷いなく、☆1です。
妻夫木君は健闘した
多くの人が指摘しているとおり、脚本があまりに駄作なため途中で見るのをやめてしまい
ましたが、先日久しぶりに見て、妻夫木君は大名の重臣らしい貫禄が少しは感じられまし
た。あの脚本では、これ以上の良い演技はできなかったと思います。妻夫木君も小栗旬も
、今度はまともな脚本の大河にでてほしいです。
これは・・・・したり!
本籍が米沢で、‘上杉家’は自分の家の主筋にあたる関係で
実はかなり期待していた作品でした。
他の方も仰っていますが、これはひどい。
そもそも、ドラマなので考証云々はさほど気になりません。
史実に忠実といっても実際にこの目で見た人は居ないので。
しかしながら、歴史の大筋を枉げたりするのは、
何とも頂けないです。
兼続は家康公における、本多佐渡のようなものでしょう?
5大老に主君景勝が挙げられているならば、虚虚実実の
駆け引きこそ、兼続の真骨頂であるべきです。
主君に代わって手を汚す事も堂々と描くべきでした。
したたかな兼続像を期待していましたね。
むしろ、彼は内政畑の能吏で、それゆえに石田治部少とも
ウマがあったと思うのです。
関ヶ原当時は、兼続は長谷堂城退き口をやっています。
中々取り上げられる事のない戦ですが、
局地戦ならでは微妙な駆け引きがありました。
北の‘関ヶ原’だったんですが・・・・・。
ここも概ね省略・・・・。
加えて、彼は文化人でもありました。
利休や西笑承兌といった一流の人士とも深い関わりがありました。
高畠町の亀岡文殊堂に兼続作の連歌が残されています。
転封後の治政について詠ったものですが、力強さの中にも
何とも床しさもある・・・・当時の彼の心境も窺えるものでした。
風流と術数・・・・そのふたつながら兼ね備えた事が
天下人秀吉をして一目置かせる事にもなりました。
米沢転封後、現地では兼続はかなり悪評だったとの
伝承があります。あれだけの削封ならばやむを得ない処です。
しかし、治水や殖産事業を興し、やがてその志は
鷹山公の‘伝國の辞’に引き継がれるわけです。
題材そのものは大変面白いだけに残念でした。
現代日本の進むべき道を示唆する大変すぐれた作品です!
非常に批判が多いようですが、私は大変高く評価します。まず史実との不一致の点ですが
、そもそも歴史小説というものは、歴史上の人物の行動のある解釈をしたり、当該人物を
借りて実は現代の世相批判や現代の困難な問題に光を当てるものであります。この大河ド
ラマには、細部のストーリー展開にこだわるよりは、生き抜くに大変難しい戦国時代から
近世へ時代が転換しようとしている中で、上杉家と景勝や兼続が自分の義を貫こうとしな
がらもどのような舵取りをしていくかに表現の焦点を絞っています。実はそれは現代日本
の私たちの進むべき道に光を当てるものではないでしょうか。戦後日本も経済大国へ向か
う過程で、五大老ならぬ国連五大常任理事国に加わる寸前まで行きました。しかし秀吉な
らぬ米国追随政策が挫折を始め、日本は世界に冠たる強国の一つになること(軍事大国で
あれ、経済大国であれ)を断念し、むしろ格差拡大社会において、いかにひとりの国民を
守っていくかに、まさに「伊達政宗に言わせているように」小さいながらもそこに一つの
「天下形成」の使命達成がある。それはまさに直江兼続たちが、上杉転落という事態を経
て、米沢という小藩を守り、そこに住む民を守り、民や他の家臣とともに生き抜くことに
、己の全身全霊を賭けた課題とすることが暗示されています。これはさらに、ケネディ・
クリントンら民主党系大統領らが日本人で最も尊敬すると称する「上杉鷹山」の治世を頂
点とすることへつながっていくことが示唆されています。今回の大河ドラマは、通常のも
ののように大衆受けしないかもしれません。しかし背後にかなり鋭い知的歴史考察を感じ
させます。それでいて、その視線は意外にとても温かいものです。作品の評価は決して有
名俳優の話題性に左右されるべきものではありません。この作品の良さは(いくつかの欠
点はあっても)後世において必ず評価されていくと確信いたします。
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