『劇的紀行 深夜特急 [DVD]』

価格: 8,150円
ソニー・ミュージックディストリビューション
発売日:2002/03/20
スタッフががんばっている
沢木氏が実際に旅をした昭和40年代と、このドラマの作成時とでは一部の国で状況が異な
っていたり(当時は通過できたアフガニスタンがほぼ入国不可)、撮影が不可能だったり
(マカオのカジノは撮影禁止)するので、完全に原作どおりに作るのは不可能なのですが
・・・。
極力原作に近づけ、それが無理でも決してうそっぽくしない、リアルさを追求しようとい
うスタッフの意気込みが伝わってきます。
マカオのカジノシーンは外したくない、外したくないがカジノは絶対撮影禁止。途方にく
れていたところ、ギャンブルに使う道具は街中で手に入るので、苦肉の策として泊まって
る宿内で知り合いだけでギャンブルをやることを思いついたそうです。
私も年末や夏休みによく海外に出かけるのですが、劇中の沢木(大沢)氏とまったく同じ
ような経験をしているので「そうそう!」と笑ってしまいます。特にインドや東南アジア
。リアルです。
余談ですが劇中の沢木(大沢)氏が香港で泊まった「重慶マンション」に私も泊まったこ
とがあったのですが、たまたま泊まった「重慶マンション」内のその宿に、大沢たかお氏
のサイン入り「深夜特急」の本が飾ってありました。その宿は劇中に出てきた宿そのもの
ではないのですが、撮影後に寝泊りするのに使ったとのことです。
撮影だけ「重慶マンション」で行って、それ以外は高級ホテルに行っていたのかと思いき
や、「重慶マンション」に泊まっていたのでした。そんなところからも意気込みが伝わっ
てきます。
旅人のバイブル
実家に帰ったら最近再放送があったらしくHDDに録画されたものを鑑賞、そして即購入し
てしまった。
バックパッカーのバイブルと呼ばれて久しいし、心のどこかでずっと気になっていた作
品なんだけど、見てみると不思議な雰囲気なんだこれが。
なぜならこれが、原作の再現でも、追体験としてのドキュメントでもなく、再現と虚構
と、そして現実が渾然一体となっているから。全編オールロケで外国人しか出てこないか
ら、演出なのかハプニングなのか、はたまた大沢たかおが演技してるのか素なのかもよく
分からなくなってくる(でも日本人が出てくると一気にドラマっぽくなる)。
いずれにせよ風通しのいい、自然なままの「旅」が伝わってくる。
そしてそこに入る冷静なナレーションが、旅に文学性を与えていく。
そもそも、沢木自身が旅した70年代とは時代も交通事情も通貨も国際情勢も何もかも違
う。完璧に再現しようにもできようがないし(ドラマもアフガンを通過できなかった)、そ
こに大した意味は無い。しかも、『深夜特急』自身の影響力によって、今では同じような
旅をする人間はそれこそいくらでもいる。だから酔狂でも無謀でも何でもない。
けど、旅人はいつだって自由で、孤独で、不安で、強気だ。原作の旅のルートを辿りな
がら、見る人もそんな旅人の普遍的な感情を共有し、新たな風景や人々との出会いや別れ
をひたすら繰り返していく。ドラマ版『深夜特急』は、原作への旅であるとともに、全く
新たな旅を提示してみせたんだと思う。
すごくイイ!
ビデオで何度も見た大好きな作品ですが、遂にDVDも買っちゃいました。!アジア編では、
チョンキン?マンションでのバクチ、ツイテクルナ、キマリナの宿、ペナンの藤竜也!、ユ
ーラシア編のカミサマカウカのモケと土屋さん!、ヨーロッパ編のハナモチおじさん!等と
ても懐かしかったです。!ビデオに入っていたメイキングが入って無いのは残念ですが、
作品は最高です。!、沢木さんのインタビューも良かったです。!オススメのDVDです。
久しぶりに再放送を観て
最近になって再放送で深夜特急を観た(東海地方だけかもしれないが再放送したのは) 俺の
年齢は27歳…沢木より一つ年上だ、深夜特急を初めて観たのは中学生の頃だったろうか…
原作を知らずにドラマを当時の俺は食い入るように観ては心が震えて無性に旅に出たくな
った… 原作も読んだがコレは凄い…共に旅をしている感覚…原作を超えることはないと
思われたドラマも録画した物を取り出し原作を読んでから観てみる… 「素晴らしいじゃ
ないか!!」 大沢たかおさんのイメージが主人公の沢木にぴったりすぎて改めて感動…そし
て原作を読んでから見えてくるドラマとしての楽しさ…ドラマにしか登場しない恋人は俺
は出てきて欲しくはなかったが松島菜々子さんの若い頃が見れて良かったなと感じたし…
何よりもこのDVD化は嬉し過ぎるではないか!! 旅の楽しさ…孤独…出会い…別れ…トラブル
…恋人…旅の終焉に見たもの… 俺は皆さんと同じく深夜特急に触れて旅に出たくなった
のは言うまでもない。 これほどまでに原作の素晴らしさを損なうことなくドラマ化され
たこの深夜特急という物語は一生語り継いでいって貰いたい作品だと俺は思っている。
何度観ても飽きない一緒に旅をしている感覚にあなたもきっとなるはずだ。
26歳、旅に出たくなる
この作品は子供の時にTVで初めて見たときの衝撃を再び呼び起こさせてくれた。特にイン
ドのガンジスの光景。また、大沢たかおの存在感が何とも良い。さすがに若かったが、彼
自身の成長も垣間見られたように思う。笑顔がいい!伝わってくる旅の高揚感、ふと訪れ
る孤独、虚しさ、ささやかな喜び…自分も旅しているような感覚を覚えたが、やはり実際
に旅に行きたくなる。沢木氏のインタビューが参考になった。原作を読んでいないのだが
、そちらもぜひ読んでみたいと思う。
関連キーワード:ジャンル別/日本のTVドラマ/テレビドラマ/1990年代/年代別/テレビ朝日系列/チャンネル別/日本のドキュメンタリー/ドキュメンタリー/日本のTV・ドキュメンタリー/BOXセット/大沢たかお/あ行/日本の男優/By Actors & Actresses/松嶋菜々子/ま行/日本の女優/日本の監督/海外の監督/女優別/男優別/総合/ドラマ/ユーズドDVD/外国映画/日本映画/アニメ/ミュージック/海外のTV・ドキュメンタリー/お笑い・バラエティ/ステージ/ホビー・実用/スポーツ・フィットネス/キッズ・ファミリー/アイドル
関連商品:オンリー・ユー ~愛されて~ DVD-BOX/大沢たかお―新世紀のスピリチュアル・アクターズシリーズ (キネ旬ムック―アクターズ・ファイル)/深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン (新潮文庫)/深夜特急〈4〉シルクロード (新潮文庫)/男優倶楽部 (Vol.23(2006spring)) (キネ旬ムック)

価格: 8,150円
ソニー・ミュージックディストリビューション
発売日:2002/03/20
スタッフががんばっている
沢木氏が実際に旅をした昭和40年代と、このドラマの作成時とでは一部の国で状況が異な
っていたり(当時は通過できたアフガニスタンがほぼ入国不可)、撮影が不可能だったり
(マカオのカジノは撮影禁止)するので、完全に原作どおりに作るのは不可能なのですが
・・・。
極力原作に近づけ、それが無理でも決してうそっぽくしない、リアルさを追求しようとい
うスタッフの意気込みが伝わってきます。
マカオのカジノシーンは外したくない、外したくないがカジノは絶対撮影禁止。途方にく
れていたところ、ギャンブルに使う道具は街中で手に入るので、苦肉の策として泊まって
る宿内で知り合いだけでギャンブルをやることを思いついたそうです。
私も年末や夏休みによく海外に出かけるのですが、劇中の沢木(大沢)氏とまったく同じ
ような経験をしているので「そうそう!」と笑ってしまいます。特にインドや東南アジア
。リアルです。
余談ですが劇中の沢木(大沢)氏が香港で泊まった「重慶マンション」に私も泊まったこ
とがあったのですが、たまたま泊まった「重慶マンション」内のその宿に、大沢たかお氏
のサイン入り「深夜特急」の本が飾ってありました。その宿は劇中に出てきた宿そのもの
ではないのですが、撮影後に寝泊りするのに使ったとのことです。
撮影だけ「重慶マンション」で行って、それ以外は高級ホテルに行っていたのかと思いき
や、「重慶マンション」に泊まっていたのでした。そんなところからも意気込みが伝わっ
てきます。
旅人のバイブル
実家に帰ったら最近再放送があったらしくHDDに録画されたものを鑑賞、そして即購入し
てしまった。
バックパッカーのバイブルと呼ばれて久しいし、心のどこかでずっと気になっていた作
品なんだけど、見てみると不思議な雰囲気なんだこれが。
なぜならこれが、原作の再現でも、追体験としてのドキュメントでもなく、再現と虚構
と、そして現実が渾然一体となっているから。全編オールロケで外国人しか出てこないか
ら、演出なのかハプニングなのか、はたまた大沢たかおが演技してるのか素なのかもよく
分からなくなってくる(でも日本人が出てくると一気にドラマっぽくなる)。
いずれにせよ風通しのいい、自然なままの「旅」が伝わってくる。
そしてそこに入る冷静なナレーションが、旅に文学性を与えていく。
そもそも、沢木自身が旅した70年代とは時代も交通事情も通貨も国際情勢も何もかも違
う。完璧に再現しようにもできようがないし(ドラマもアフガンを通過できなかった)、そ
こに大した意味は無い。しかも、『深夜特急』自身の影響力によって、今では同じような
旅をする人間はそれこそいくらでもいる。だから酔狂でも無謀でも何でもない。
けど、旅人はいつだって自由で、孤独で、不安で、強気だ。原作の旅のルートを辿りな
がら、見る人もそんな旅人の普遍的な感情を共有し、新たな風景や人々との出会いや別れ
をひたすら繰り返していく。ドラマ版『深夜特急』は、原作への旅であるとともに、全く
新たな旅を提示してみせたんだと思う。
すごくイイ!
ビデオで何度も見た大好きな作品ですが、遂にDVDも買っちゃいました。!アジア編では、
チョンキン?マンションでのバクチ、ツイテクルナ、キマリナの宿、ペナンの藤竜也!、ユ
ーラシア編のカミサマカウカのモケと土屋さん!、ヨーロッパ編のハナモチおじさん!等と
ても懐かしかったです。!ビデオに入っていたメイキングが入って無いのは残念ですが、
作品は最高です。!、沢木さんのインタビューも良かったです。!オススメのDVDです。
久しぶりに再放送を観て
最近になって再放送で深夜特急を観た(東海地方だけかもしれないが再放送したのは) 俺の
年齢は27歳…沢木より一つ年上だ、深夜特急を初めて観たのは中学生の頃だったろうか…
原作を知らずにドラマを当時の俺は食い入るように観ては心が震えて無性に旅に出たくな
った… 原作も読んだがコレは凄い…共に旅をしている感覚…原作を超えることはないと
思われたドラマも録画した物を取り出し原作を読んでから観てみる… 「素晴らしいじゃ
ないか!!」 大沢たかおさんのイメージが主人公の沢木にぴったりすぎて改めて感動…そし
て原作を読んでから見えてくるドラマとしての楽しさ…ドラマにしか登場しない恋人は俺
は出てきて欲しくはなかったが松島菜々子さんの若い頃が見れて良かったなと感じたし…
何よりもこのDVD化は嬉し過ぎるではないか!! 旅の楽しさ…孤独…出会い…別れ…トラブル
…恋人…旅の終焉に見たもの… 俺は皆さんと同じく深夜特急に触れて旅に出たくなった
のは言うまでもない。 これほどまでに原作の素晴らしさを損なうことなくドラマ化され
たこの深夜特急という物語は一生語り継いでいって貰いたい作品だと俺は思っている。
何度観ても飽きない一緒に旅をしている感覚にあなたもきっとなるはずだ。
26歳、旅に出たくなる
この作品は子供の時にTVで初めて見たときの衝撃を再び呼び起こさせてくれた。特にイン
ドのガンジスの光景。また、大沢たかおの存在感が何とも良い。さすがに若かったが、彼
自身の成長も垣間見られたように思う。笑顔がいい!伝わってくる旅の高揚感、ふと訪れ
る孤独、虚しさ、ささやかな喜び…自分も旅しているような感覚を覚えたが、やはり実際
に旅に行きたくなる。沢木氏のインタビューが参考になった。原作を読んでいないのだが
、そちらもぜひ読んでみたいと思う。
関連キーワード:ジャンル別/日本のTVドラマ/テレビドラマ/1990年代/年代別/テレビ朝日系列/チャンネル別/日本のドキュメンタリー/ドキュメンタリー/日本のTV・ドキュメンタリー/BOXセット/大沢たかお/あ行/日本の男優/By Actors & Actresses/松嶋菜々子/ま行/日本の女優/日本の監督/海外の監督/女優別/男優別/総合/ドラマ/ユーズドDVD/外国映画/日本映画/アニメ/ミュージック/海外のTV・ドキュメンタリー/お笑い・バラエティ/ステージ/ホビー・実用/スポーツ・フィットネス/キッズ・ファミリー/アイドル
関連商品:オンリー・ユー ~愛されて~ DVD-BOX/大沢たかお―新世紀のスピリチュアル・アクターズシリーズ (キネ旬ムック―アクターズ・ファイル)/深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン (新潮文庫)/深夜特急〈4〉シルクロード (新潮文庫)/男優倶楽部 (Vol.23(2006spring)) (キネ旬ムック)